2011年03月19日(土)12:58
グスコーブドリの伝記
岩手県で生まれた宮沢賢治の書いた小説。
以下要約あらすじ
グスコーブドリは両親と妹の4人で住んでいましたが、冷害による不作で飢饉に陥り、最初は父が次は母が森に行ったまま帰らなくなりました。
(子供たちに食料を残すために命を絶ったと思われる)
両親の残した僅かな食料で妹と2人暮らしていましたが、ある日妹だけが人さらいに連れて行かれグスコーブドリはひとりぼっちになってしまいました。
その後数々の苦労を重ね、グスコーブドリは火山技師になりました。
海の潮の満ち引きを利用した発電所を作ってエネルギーを生み出し、火山を人工的にコントロールして冷害を克服、故郷に豊かな暮らしをもたらしたのです。
行方不明になっていた生き別れの妹とも再会でき、ようやく幸せな日々が訪れたと思っていた時、厳しい冷害が起ころうとしていました。
これを防ぐには火山を爆発させ気象を変化させるしかありません。
しかしそれには最後の一人が残らなければなりません。
グスコーブドリはこれを自ら引き受け、火山を爆発させました。
火山爆発による気象変更で冷害は防がれ、村には豊かな暮らしが戻りました。
命をかけて火山を爆発させたグスコーブドリは帰らぬ人となりました。
(以上、要約あらすじ)
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