2011年03月17日(木)04:50
伊勢湾台風の話
名古屋でも昨日の静岡の震度6が相当不安要素になり、一昨日まではそうでもなかったのですが一気にみんな備蓄に買い進んだ感みがある。
誰よりものんきな私の実家の両親からも昨日電話があり、これこれを買っておいたんだけどあと何を買うべきかと質問され、先の話をしてサラミがいいらしいと勧めておいた。
あとは貰い物の名古屋コーチンのスモークパックが大量にあるから、とかもう我が家はアリモノでいいやという話をして電話を切った。
実家では、もう50年近く昔のことになりますが、伊勢湾台風の水害経験が語り継がれており、幸いに当時でもうち(正確にはうちの母の実家)は無事でした。
しかし多くの人々が被災したのを見ている。そのため名古屋の古い家はだいたい家を少し高くかさ上げして建てている。
また、材木やがれき、家財道具が流れてくるのを防ぐため鉄骨を入れた塀を張り巡らすなどみんな工夫して家を守るようにしているなと思う。
さらに伊勢湾台風の時は裸足で泥の中を歩いてバイキが入って病気になった人も多かったそうで、枕元に服を置き靴と帽子を一緒にしておく、ということを何十年も律儀に実行しているのだ。
そこは我が親ながらすごいと思う。聞くところによれば、死んだばあちゃんは着物の裏におしめ用の白い布を縫いつけたものを名前を書いた袋に入れて布団の近くに置いていたそうだ。
その他にも一升瓶に米を入れておけば割れなかったらすぐ水に浮いてくるとか(驚)すげ〜
今ならさしずめペットボトルに入れておけということかな。
我が家では米は深い意味はないけど全部瓶に入れてあるのですが、浮くのかな、いやキッチンは2階でその瓶が浮くの浮かないのという状況は既に私自身が沈んでいる可能性が高いな…。
そんな気休め程度のことが果たしてどれぐらい役に立つのかは分からないけれど、日本中でみんなが買い出しをして自衛しようとしている動きは、買うなと言われても止めようがないだろう。
今は一生懸命岩手の知人が買い出しに行くのを送り迎えして助けるのが自分の役目だと思っている。
あ、我が家にも唯一備蓄がありました。
↓
写真失敗!もういいや(笑)
ビタミンAは緑黄色野菜からビタミンDは魚から取れます。この昔ながらのカワイの肝油ドロップには終戦直後の日本人、特に子供に一番足りなかったものが入っているとのことですので…多分大事なのだろうと思われる。
300粒入っているから子供なら10ヶ月分、大人なら5ヶ月分。それで手乗りサイズ。お値打ち1500円。これだけは用意してあります。
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