わたしを呼んで、呼んで、ここにいるよ どこに行けば、行けば、満たされるの?

金色のうさぎと白い虎と黒い犬を連れて迷子の男の子は正しい道を探してる。
迷子の男の子は歩いていくうちに自分よりも小さな男の子たちに出会ってその子たちを連れていく。
桃色の狼が子供を連れてやってきて、男の子は狼と一緒に歩く。
男の子は木立の向こうに道を見つけて、同じように子供たちが歩いているのを知る。
もう一つの道とこの道が一緒になることを知って、それがこの旅の終わりだと迷子の男の子は理解する。
ぼろぼろになって歩き続けた男の子、薄汚れても一緒に歩いてきたうさぎと虎と犬。ついてきた子供たちには嘘をついてさよならを言わない。
正しい道を見つけた男の子。そっと森に歩いていく。狼の親子も別の方向へ。子供たちを道に残して男の子は森へ。
男の子はまだおうちに帰れない。

2012/04/05 10:40()

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