〜お前だけ……見ていたい〜 並んで歩くその先を 同じ景色を見ていても 見えているものが違う お前に見えている世界と 俺が見ている世界では 何かが違うのだろうか お前の目線を追う俺に お前は不思議な顔をした 俺の見ている物を覗く 俺も不思議で振り向いた 見合わせて笑いを溢す そんな俺はどう見えている そんなお前はこう見える 『誰にも見せたくねぇ』 ただ漠然と見るのではなく 想いがあって見るのだと だから違っているのかと その時初めて気が付いた 穏やかな景色の中に お前の姿を映していたい お前にとってもそうだと そうであって欲しいと スッと引き寄せ 俺は視界を塞いでやるんだ [*前]|[次#] [ poem3 ]|[ main ]|[ TOP ] |