〜命懸けの恋心〜 邪念を孕むギラついた眼 命の価値も底這いな世界 その中で生きる意味とは 存在価値すら見出だせず 全てを疑い全てを敵とし 逆も然りだと睨み返した その中で向けられた視線 まっすぐに俺を敵と据え 赦さないと牙を研ぐ様を 討ちに来いと待ち望んだ それはまるで恋の様であり 視線に気配に焦がれ焦れた それはまるで減らない砂で 砂時計を何度も返し逸った 復讐の真相は冤罪だろうが 終わりは近いと胸は高鳴る 俺だけに向けられた視線 俺の事を考えるその瞳に 貫かれる時だけを待った 互いの想いを叶える時を 憎しみという情に抱かれ 俺の存在を映す瞳の中で 最初で最後の想いを溢す 俺に赦された偽りの恋心 [*前]|[次#] [ poem3 ]|[ main ]|[ TOP ] |