京に質問!
充「次のはねぇー、なかなか面白い質問なんだよね」
愛「面白くなかったら一発芸しろよ」
充「『京くんに質問っ!京くんは面食いって事だけどもし眞鍋ちゃんに迫られてもいけちゃうの?それとも生理的にアウト?』。どう?面白いでしょ?」
愛「面白くないけど気になる。あれはアウト?」
京「あれはアウトだな」
充「ぷぷ…」
愛「何笑ってんの?」
充「実は京さぁ、中学の時に1回眞鍋に言い寄ったんだよね」
愛「は?」
充「眞鍋って転校してきた時は何故か黒いカツラにフレームごつい眼鏡かけてたんだけどある時それを外したらあんなのに変わってね。そしたら面食いの京が面白いぐらい食いついてさぁ」
愛「趣味悪いんじゃない?」
京「うっせぇ。見てくれは良いから1回ヤッてみようと思ったんだよ…でもあいつは無理」
愛「何何?あいつヤろうとして引くぐらい泣かれたとか?」
京「何で興味津々なんだよ」
愛「だってあいつが泣いたのかと思うとスカッとするじゃん」
充「愛嘉ちゃんは本当に眞鍋が嫌いなんだね」
京「…泣く方がましだ。あいつを襲おうとしたら顔真っ赤にして有り得ねぇぐらい馬鹿デカイ声で騒ぎ出したんだよ」
愛「あー……それ萎えるな」
京「だろ?そのくせにそれ以来友達だの何だのってくっついてくるようになったんだよ。するとあの馬鹿生徒会が黙ってねぇだろ?」
愛「面倒臭そう」
充「でもその時以来俺達一緒に居るんだよねー。あの時、こいつなら気ぃ合いそうだなーって思ってー。眞鍋が生徒会に纏わり付くようになったからどうせなら自由気ままにやれる総合科に移ったんだー。総合科は親衛隊とか面倒なのもないし」
愛「そして生徒会は馬鹿になっていったと」
京「その通り」
充「でもほんと、あの時の京を愛嘉ちゃんに見せたかったなー。すっごくノリノリに迫ってさー」
愛「へぇー…ねぇねぇ、また襲ってよ。眞鍋の無様な姿とノリノリに迫る馬鹿な京見たい!」
京「嫌に決まってんだろ!」
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