何が悪い! | ナノ
細くて長いもの

 


起き上がって蓮様が持つ細長いものを見つめた。
これは、何?
初心者向けのアナルバイブにしても細過ぎるし。
超初心者向け?
自慢じゃないけど、そんなんじゃ満足できません蓮様ぁっ!
もっとぶっといのもいけます!
寧ろウェルカムぶっといの!
マジマジと見てたら蓮様は新品のさっきと同じローションをその細長いやつに垂らして塗り込む。
まだアナルにたっぷりとローションあるのに。お陰で超疼いてる。
もうこの際細くても良いから早くうっ!

「あっあ、れんっさまぁ、はや、くぅ…」

「ふふ、そんなにこれが欲しいなんて淫乱な上に変態だね」

数え切れない程玩具持ってる貴方に言われたくないよ!
そんな事言える筈も無くアナルに挿入されるのを今か今かと大人しく待ってたのに当てられたのは違う場所。
チンポの、先っぽ。
……え?

「ぁっん、れんっさまぁ…っ」

「分かってるって。今入れてあげるから。」

嘘ぉぉぉっ!?
こっ、これ、チンポ用のバイブだったの!?
どおりで細いと思ったらうぇぇっ!?
そういや、俺さっきうっかりチンポも玩具にしてって言った。
バッチリ言った。
でもまさか本当にチンポまで…!

「れんさまっ、ひあぁぁっ!あっあっあぁぁーっ!!」

「あれ?入らない…嘘。まさか、こっちは初めてだったの?」

無理矢理押し込まれて涙を流して頷く。
蓮様は俺が痛くて泣いてると思ってんのかな?
ごめんなさい。ほんとはチンポに突っ込まれて嬉し泣きです。
そりゃ痛いけどもう媚薬のお陰様々で痛くても気持ちぃ。
早く奥まで欲しくて腰を揺らしてたらキスされた。
蓮様唇、柔らかーい。

「初めてなのに僕に攻めてほしくて強請ったの?お前はほんとに可愛いね。」

ごめんなさい。強請った時はケツに突っ込まれると思ってました。
ケツへの快感の為でした。
でも何か蓮様嬉しそうだしいっか。

「優、こっちは僕が躾けてあげる」

嬉しそうな蓮様を見たら俺も嬉しくなってへらりと笑った。


 


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