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頷いた俺を見て疾風は嬉しそうに笑う。
何か照れ臭いぞコノヤロウ。
「やった。優、すっごく可愛かったよ。しかもエロ過ぎ。あんなに喘いじゃって」
くそう、俺が声が出ないからって好き勝手言って!
でも、いっか。
また疾風とヤれるんだ。
まさか生身のセックスがこんなに気持ち良いなんて思わなかった。
そうだ!
俺の脱処女は喜んで良いのか分かんないけど疾風は脱童貞したんだっ!
俺が筆下ろしで申し訳ないけど疾風は俺が良いって言ってくれたし。
こりゃ…
「せきはん、たか、なきゃ」
掠れた声で何とか呟くと疾風が驚いてる。
「優…そんなに嬉しいの?」
「?」
何で俺?
嬉しいのは本人の疾風だろい。
まぁ、俺も手伝ったわけだから嬉しいと言えば嬉しいし頷いた。
ら、目一杯抱き締められた。
「優可愛すぎ…これから気持ち良くするからね」
「う、ん…」
「あと、直ぐに砕けちゃう腰を強化する為に毎日ヤろうね」
「!?」
爽やかな笑顔で何てさらっと…!
毎日とか
毎日とかっ!
嬉しすぎる!
気持ち良い事を毎日するなら喜んでっ!
今度は頷く代わりにヘラリと締まりのない笑みを浮かべて同意した。
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mokuji]