声に乗せて | ナノ


 


「あっあぁっ、おうじっ、すっちゃっ、あぁぁっ!」


結局、なす術が無くて流されちゃってる。
しかも桜慈が咥えんの上手い。
舌絡ませたり先端吸われたり、たまに根元を扱かれたら拒むなんて出来ない。
情けないけどこんな経験ないんだよ。
免疫ないからこんな強い快感を拒む余裕なんてない。

「はぁ…燈瑪、気持ち良い?こんなにちんことろとろにしちゃって…もっととろとろにしてあげる」

「んっ…んぅ、おう、じ…」

掠れた低い声に色気がある眼差し。
前にキスした時と同じ錯覚に襲われる。
桜慈は可愛い妹なのに、今はまるで男そのものの顔つきをしてる。
また首元を軽く吸い付きながら手際よく脱がされていく。
まだイッてないから体熱いままで力も入らない。
桜慈が胸元を撫でながら体を起こして俺を凝視する。
み、見ないでぇ…!

「……この格好を燈瑪にさせると犯罪級にクるね」

「ふ、ぇ?」

桜慈が何か犯罪とか言ってるけど…俺の格好?
俺の今の格好は上着は脱がされてシャツのボタンは全部外された状態でネクタイはしたまま、下にいたってはもう黒のハイソックスしか履いてない。
何でネクタイしたままなんだろうとかどうせなら靴下も脱がせてくれとか思うんだけど…桜慈がうっとりしてる。
胸元を撫でてた手が中心の突起を摘んで捏ねてくる。
痛くはないけど変な感じ。

「あっあっん、こんなっ、はずか、しぃっ、おう、じっ」

「すぐに恥ずかしいとか考えられなくしてあげるから」

ちゅって唇を吸われて今度はさっき摘まれた乳首を吸われた。
何とも言えない感じがするけど同時にちんこを扱かれたら段々気持ち良くなってくる。
放置された後さっきまでと違って直に扱かれたらほんとに気持ちいい。
桜慈の手が動く度に響く水音も大きくなってきた。
乳首も舌先で突かれたら体が跳ねてしまうぐらい気持ちいい。

「んぅ…ひーめ、気持ちいい?」

「はぁんっ、あっあぁっ、きもちぃっ、おぉじっ、きもちぃ、よぉっ…」

「良かった…そのまま力抜いててね」

至近距離で甘く囁かれるとゆっくりと唇が重なった。
舌が中に入ってきて深まる口付けに言われた通り力を抜いてたら濡れた指先が奥の入口を優しく解し始めた。


 


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