声に乗せて | ナノ


 


指の動きを止まらず探るような動きをした指先がしこりを擦り上げてびくって体が跳ねてしまった。
どうしよ、そこ気持ち良いとこ…

「燈瑪…ここか?」

「ひぅっ!やっそこっ、やっあぁっ!こすっちゃ、やぁっ!」

「すっげぇ声…」

仕方ないだろ抑えられないんだからっ。
しかも気持ち良い場所を擦るのを期待してるのが自分で腰揺らしちゃってる。
だってほんとに気持ち良いんだよぉ。
それに気付いて陵は腰の動きに合わせて念入りにそこを擦っては中を拡げようとぐるりと指を回すのを繰り返してる。

「はぅっ!あっ、あぁっ、そこっ…」

気持ち良くてまたふわふわしてきた頃に不意に指が引き抜かれた。
ちょっともどかしく感じたけどそれは置いといて。
ど、どうしよう。ついにこの時が。
後孔でもちょっと、いやそこそこ気持ち良くなっちゃってるけどほんと無理だって!

「や、やだぁっ、りょぉっちんこ、いれないでぇっ!」

「……そんなエロい言い方すんな。つか入れねぇよ。入れるのはゆっくり慣らしてからな」

自分で言ったんだけど俺もとんでもない言い方だと思ったよ。
でもそんなことはこの際いいや。
今入れないって言ったよな?
よかった!ほんと、よかった!
入れないって言われたことに安心してその先のことを聞いてなかったけどいっか。
さすがにあんな太いちんこ突っ込まれたら死ぬと思う。うん。

「その代わり…脚閉じろ」

「へ?ふぁっ!」

軽く開いてた脚をぴったりとくっつけられるなり股の間に熱いものが割り込んできた。


 


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