「虎って、凄い筋肉が付いてるよね」
「そうか?」
「うん。……わ、凄い。腕とかガチガチに硬いね。腹筋、触っていい?」
「別にいいけど」
「わ。すごっ! 私、前世は男の子だったけどここまで筋肉付かなかったなあ……付きにくい体質だったから……」
「逆に伊助のここは柔らかいよな」
「えっ? ちょっ、きゃあああああ!!」
あなたに触れてもいいですか
「どうしたの今の悲鳴!?」
「庄ちゃん、虎が、虎が私のお腹を触ったあああああ! 脂肪でぷにぷになのに! 知られたくなかったのにー!!」
「む、胸を触ったわけじゃないから、別にいいじゃないかそれくらい!」
「いや、虎若が悪いよ」
「何で!?」
「デリカシーの無さも相変わらずだね……」
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