「トウガンさん」
「おおヒカリ」
「ちょっとお願いを聞いてもらってもいいですか」
「? 何だ、一体」
「……お膝の上に載せて下さい! あとできれば頭も撫でて欲しいです!」
「何を言っているんだいヒカリちゃん!?」
「私は別に構わんが」
「父さん考えて、父さんがロリコンみたいに見えちゃうよ!?」
「ふええええ、私はお父さんみたいな雰囲気のトウガンさんに甘えたいだけなのに」
「ヒョウタ、ヒカリちゃんに謝りなさい。ヒカリちゃん泣かないで、さ、私の膝の上で良ければ」
「トウガンさんマジトウガンさん。失礼します。……うひょう」
「今うひょうって言った! 言ったよ父さん!?」