夢


灰色の空に無数の風船を飛ばした。
望んで手を離したのに、どうしてこんなにも切ない気持ちになるんだろう。

ああ、そうか。

あれらは、本当は失くしたくないものたちだったんだ。
だから、僕の目にはあんなにも鮮明に映るんだ。




「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -