おがふる



「男鹿死ねば良いのに」

あ、びっくりした顔だ。
何でだよ、っていつもの顔に戻しながら聞いてくる。
だって、お前が誰かに盗られるくらいならいっそお前を殺した方が良い。
けど俺はお前を殺せないんだよ。
お前を殺せるほどの力は無いし、お前を殺せるほどの度胸も無い。外だけで中は空っぽな体がお前を殺せるはずが無い。

「死んだら良いよ」

でも死んで欲しい。その心が俺だけに向いている内に、自動車に跳ねられてあられもない見るに堪えない姿でも、高層ビルから落ちて脳があちこちに飛んでいても、通り魔に後ろから刺された血まみれの姿でも、手首を切って真っ青な顔でも、涙を流しながら笑って見てあげるから。

「そんなに死んで欲しいなら」

男鹿が言葉を吐き出す。
その口に杭でも刺されないかな、なんて不謹慎な事を思いながら言葉を待つ。

「一緒に死んでくれ」

嗚呼、良いなぁそれ。
ニッコリと顔に笑みを作り、男鹿の手を取る。

「海から身投げしたい」

そう言えば男鹿はニヤリと笑いながら手を引いてくれた。






心中計画粗削り






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短いとか
僕日本語知らない!(←)
男鹿も古市も
病んでれば良いよ
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