概要 | ナノ

街並み



アガット・イアは図書館を中心に生まれた街です。図書館は市役所等の公共機関を兼ね、また隣接する施設として病院と学校、発電所があります。大きな街ではありませんが、活気ある街です。

最も文明が進み人口も多い中央大陸のやや西寄りの内陸部に位置しています。四季があり、基本的に穏やかな気候の土地柄です。
内陸部故に海産物は輸入に頼っていますが、街は湖に囲まれ、周りは肥沃な土地で、食料自給率は低くありません。
大陸横断鉄道の駅があり、街に入るには盗賊を防ぐための厳正な審査があるものの、人の行き来はかなり多く、大陸でも有数の多様な人種を誇ります。平等・公正な気風で、人種による差別などはありません。

街は大きく北街、南街に分かれます。街には図書館を中心として南北に大通り(サウス・ストリート、ノース・ストリート)があり、南端にアガット・イア駅、北端に街のはじまりからある時計塔があります。
南街に店や人が集中し、北街は住宅街が多くなっています。
アガット・イアは古い街なので、老朽化や強力な呪いのために立ち入り禁止となっている地区も多く、再開発が急がれています。

アガット・イアには様々なお店があります。特にサウス・ストリートには沢山の店が立ち並び活気有る姿を見せています。
図書館という土地柄か古本屋はないようですが、それ以外のあらゆる店が揃っていると言われています。

アガット・イアは、湖にせり出すようにある崖の上に建てられた街でした。数百年前、外敵の侵入を防ぐため陸から切り離され、現在は湖にそばだつ絶壁の上に街がある状態です。

アガット・イアはその豊富な水源から水運の街としても知られ、街の中に大小様々な水路や噴水があります(地図の水路は船が通れるほど大きいものだけ示しています。実際にはもっと多いとお考え下さい)。過去にはゴンドラや小舟がメインの交通手段として街を行き来していました。現在でも観光目的で運行が続けられており、街の名物になっています。

街ではありますが、アガット・イアは独立国の扱いを受けています。過去幾度か他国から侵略を受けた事はありますが、一度も陥落した事はありません。現在は各国と平和条約を結び、魔法と科学の街としていくつかの国から留学生・研修生も受け付けています。
しかし、レコードを始めとする図書館の蔵書を狙う盗賊、秘密結社は後を断たず、度々大規模な襲撃を受け、そのたび図書館司書が街を守って戦っています。


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