夏イベント | ナノ
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「俺の方は駄目でしたね…」 「私もお兄ちゃんに駄目だって言われた!」 「落ち着いて下さい二人共…」 膨れっ面のエクサとスーリンを落ち着けさせるはるは。 三人は学生であるが故にお酒が飲めない立場なのだ。 会場に行ってはみたものの「子供はこれでも飲んでなさい」などと言われ、貰ったジュースを片手にあちこちから聞こえる大人達の声を聞く3人。 「俺は別に飲んでも良いんですがね」 「子供が飲むような物じゃないってお兄ちゃん言ってたよ」 「エレットルリデの成人は16歳です」 成長が早いエクサの種族ではこれが普通だった。 しかし、アガット・イアにいる種族の成長速度に差はあれど、住民のほとんどは20歳が大人の境界線になる。 「でも飲まないんだね」 「飲みたいですが」 「大人でも学生は学生です。下手をすれば退学ですよ」 はるはは白と黒の魔法生物の前に皿に注いだジュースを置いて言う。 「そういえば…お酒は美味しいのでしょうか?」 「個人で好みはわかれると思いますよ種類が多いですし」 「えーと…ワインとウォッカと…あと何があったっけ」 三人は頭を回転させてお酒の種類を片っ端に言っていく。 「お二方は飲むとしたら何が良いですか?」 「エクサさんお酒飲んだら駄目だって言ったばかりだよ」 「将来的にです。言うだけタダですよ」 「でも、どれがどういう味なのか検討がつかないです」 お酒を飲むという事は食の楽しみであるが、子供にとって一種の憧れに近い感情があるのだろう。 「でも、あぁはなりたくないですね…」 「どうしたのエクサ?」 「いえ、何でもないです」 エクサはどこぞで酔い潰れているであろう知り合いを思い浮かべつつ、 はるはとスーリンと飲んだ事の無いお酒への想像を膨らませるのだった。 ――― はるはさんとスーリンさんと、名前は出てませんが清香ちゃんと侘助ちゃんお借りしました! お酒が飲めないので大人しくしている学生組です。 ジュース片手に大人になって自分達がお酒を飲んでいる姿を思い浮かべる位は良いかなと。まぁ、エクサ君は厳密に言うと成人なんですがね。 もう一本書きたいです…! 所持アイテム 赤タン×1 ウォッカ×1 です!
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