-後書き-

 お借りしたタイトルのサイト
 確かに恋だった





閲覧有難う御座います。
言う程BL思考じゃないよねと言われた瑞希です。女体化してる時点でそうじゃないでしょうか。


今回は、♀ジンでの独白となりました。
これを♀ジンである必要があったのかと言われたら、無きにしも非ず……と。
ですがジンの性別によって、ラグナの対応が変わるのでやはりこれは♀ジンの方でよかったと思ってます。
もし、弟のジンが追いかければ兄さんは絶対止まりませんし、戻ってもきません。でもまた来るんだろと、待ってるような、複雑さ。(男の子はむずかしい)
シスコンな兄さんだから、妹だとまた違う難しさがあるのではなかろうかと。
でもどちらでもいいようという屈強なお姉様の為に、一人称を敢えて“私”にしつつ、『』で意味ありげにさせて戴きました。(笑)

作中について、一部補足させて戴こうと思います。
まず宗教及び信仰心についての文章。
偏見が強い表現かもしれませんが、本当にそれが正しいのか、という事も行えてしまうのがその陶酔で、愛だの宗教だのはそんな危うい面を合わせ持っているので。
それが顕著に出てるのがジンではないかな、と。
決して私の無信仰による宗教観への当てつけや喧嘩腰ではございません。

そして兄さんに向ける♀ジンの憎愛。
打ちながら、あ、あの歌を思い出すなあ、と思いました。
ご存知の方ならお判りでしょうが、天野月(子)さんの『鮫』です。
歌自体はそうではないですが、一部一部を聴くとふと♀ジンを彷彿するので、影響を受けているのがよく判ります。
こういうのは、あまり良くないぞ!(笑)
取り敢えず、この二つは弁解をしとこうと思いました。

男女であるのに成就できない想いや、自分でこれでいいと思ってしまう距離感が、難しいなあとモダモダとします。自分の遅筆に。書きたい内容はいっぱいなんです!(バンバン!)
たくさんの矛盾を抱えるラグジンはロマンです!
今後も、こちらの章の前にお噺を追加していく(予定という未定)ですので、進展してるようなそうでもないようなただのアホップルでよければ、緩く見守ってやってください。


今回お借りしたタイトルも、お目に入った瞬間ふわりと浮かんだ内容でした。
抽象的な心理の描写になってしまいましたが、また具体的にできるよう、形にしていきたいです。
また次の作品でお会いしましょう。


12/10/12 瑞希.
 

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