もっと
もっと!!
Come closer to me.
「邦広帰るよー!」
「はいはいっ」
恋愛コメディー系の漫画かドラマをイメージしてくれていい。
オレは両手両脇紙袋だらけ。
その紙袋が空の買い物した服やら何やらってゆうのは、知っての通り。
近場での買い物で助かった。
家に帰ると、ファッションショーが始まる。
まぁ、可愛いから見てたいけど。
「ねぇねぇどう?」って言って見せてくる。
オレはいっつも「いーやん」ってしか言えないのにね。
「くにー!似合う!?」
笑顔が眩しいてのは、こうゆうことをいうんだなぁ、
思わず緩む口元。
我慢する気も隠す気もなく緩ませておく。
そうすると空も安心して笑ってくれるから。
「めっちゃいい!」
はしゃぐ空が可愛い。
それはもう抱き締めたくなるくらいに!!
ホントは何を着てようと関係なく可愛いんだ。
気持ち悪いと言われてもしょうがない。
オレもオレが気持ち悪ぃ。
嬉しそうな、というか満足そうな顔で笑いながら空は隣に「よいしょっ♪」と機嫌良く座る。
高めで透き通ったいかにも女の子らしい声で、鼻歌を歌っている。
「邦広、今日ありがと!」
鼻歌をやめて、思い出したように言ってイタズラに笑う空。
オレはもうダメだあ。
「空、ちょい来て、」
直ぐ隣に居るけど、遠い気がして、座る空を座ったまま持ち上げて、膝の上に乗せてあげた。
「あたし子供じゃないんだけどー」
「あははっ、子供扱いした訳じゃないってー」
膝の上で空は、オレと空の腕を重ねて腹に回す。
「空、」
「ん?」
「空ーっ」
「なに?…」
ちゅっ
空がこっちを振り向けば、キス出来る距離になる
振り向きざまに口付けると、びっくり顔の空。
そしたらすぐに、はにかんで微笑むもんだから、オレまで恥ずかしくなって笑ってしまった。
このまま離れたくない。
ずっと離れたくない。
(キス出来るくらい近付こう)
エンド
アトガキ
ええええ、失敗!?かもしれないです。思ったより書けなかった、妄想膨らんだ割りには出来なかった‥申し訳ないです。ごりちゃんは、彼女に引っ張り回されるイメージ。それはそれで幸せなんだと思ってればいいです。大荷物抱えてるって想像です。ごりちゃんみたいなガッシリした人には、膝の上に乗せたくなります。荷物持たせたかったがけ、膝の上に乗せたかっただけ、的な感じになってしまいました‥反省。←
ここまで読んで下さりありがとうございました。