couldn't allow his words.
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「どうしてもね、許せないの」

パーティーの後、ずっと気になっていたことを聞いてみた。ほろ酔いになった姉の横顔を盗み見て、こりゃダメだ、と思う。こりゃ、がちだ。姉がセブルスを許すことはないだろう。仮に許したとしても、セブルスが望むような関係には戻れないだろう。

「まぁ、いいけど」

真冬の冷たい風に当たりながら、いまごろ何をやってるんだと空を見上げた。


20141001

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