カーティス・シザーフィールド/Garden

カーティス・シザーフィールド/Garden
◆陣営 : Justice
◆名前 : Curtis・Scissorfield(カーティス・シザーフィールド)
◆性別 : 男
◆年齢 : 24
◆身長 : 181cm
◆体重 : 68kg
◆血液型 : A
◆ステータス(HP/4、攻撃/9、魔適/7、耐久/3、魔耐/9、敏捷/7)

◆概要(容姿や性格、口調等)
 艶やかで指通りのいい、さらさらとした黒髪と、春の湖を思わせる穏やかに深い青の瞳が特徴。人形じみて整った無機質な顔立ちだが、微笑みに温かさがあり、そういう表情をしていると普段より魅力的に映るかもしれない。また、顔同様声も美しく、柔らかく降る霞のような優しく包み込む音を持っている。ただし、美人特有の威圧感やオーラのようなものが彼にはないので、造形的な美醜に鋭い人間でない限り、彼の見目には注目しない。
 自己、というものをはっきり持たない。流され体質で押しに弱い。常に「自分がどうしたいか」より「今自分に何が求められているか」に基づいて行動する節があるが、単にお人好しという訳でもなくそこには「その方が自分の足で立って生きるよりずっと楽である」という半ば病的な理由が潜んでいる。また故に、環境や状況、対する人によって多重人格を疑うほどにキャラクターが変わる。『役』を持たないと動けないマリオネットみたいだ。
 
◆記憶を無くしている状態でのキャラ詳細(性格や感情の変化等)
 記憶を無くしたことで、生来の貴族らしい言葉遣いや立ち居振る舞いが表に出るようになっており、記憶を取り戻すにつれ彼個人が非常に気まずい思いをする羽目になると思われる。自分とよく似た顔をした少年(=アーネスト)については、恐らく弟か何かであろうと認識はしている。
 記憶を無くしたことに対してぼんやりと不安はあるものの、早く取り戻さねばと焦る気持ちはないようだ。どころか、思い出したところでロクなことがなさそうな予感もしていて、あまり積極的でないのが実情。

◆記憶を無くしていない元々の状態でのキャラ詳細(生い立ちなど)
 物心ついた頃から気の狂った姉に虐待を受けており、緩やかにささやかに、少しずつ内部が崩壊していった結果、現在の精神性には多大な欠陥が見られ、もはや自分の足では立っていられない状態である。彼の内部は全て外へと流れ出しぽっかり空虚になってしまっているか、あるいは何かに変質する前の、無色透明な感情でいっぱいに満たされている。
 20歳頃から秘密警察に属していたため特殊部隊並みの身体能力を持つ。また《リモートコントロール》という一種の病の副作用として電子操作の能力を得ているが、それが原因で実の母を殺めてしまっており、そうした記憶は彼の根強いトラウマとなっている。
 かつて弟を突き放し、独りぼっちにさせてしまったことを心の底から悔やんでおり、彼の為になら何でもするし、彼になら何をされてもいいとまで思い詰めている。だがその深い愛情の裏には、自身が姉にされたことを違う形で真似るような暗い意味合いもなくはない。
 とある幼なじみに影響を受け、思春期頃から粗雑で、ぶっきらぼうな物言いや振る舞いをするようになっていった。庭ではこの記憶がないため、本来の貴族らしい口調や振る舞いを見せている。
 24歳の時に不治の病にかかり、それから半年後に亡くなった。