五色パロ

千穂さん(@chhh37)の世界観をお借りして。またやっちまった。
世界観詳細

【名前一覧】
甘楽ノ歪螺(エニシ)-蔵未孝一・鬼火(オニビ)
甘楽ノ哀翅(カナシ)-沢霧章吾・花貌(カボウ)
和泉ノ奏鳴(カナメ)-三青俊・湖水(コスイ)
和泉ノ初愛(ハジメ)-三青純・雛青(ヒナアオ)
和泉ノ叶覗(カナシ)-三青杏・刺蜜(シミツ)
縁ノ祝(ハジメ)-鷹見佑・鋭覚(エイカク)
蛍火ノ廻誇(ミヤコ)-渡守弘樹・割護(サキゴ)
一歳ノ源(ハジメ)-藤野京平・孤王(コオウ)


【和泉家】
和泉分家が一つ、姓は「三青」。
有力家系であり、現当主は三姉弟の中で最も美しく恐ろしい、長女の三青杏であり、跡取りは長男の俊、他に次男の純がいる。純は盤上の遊びには強いが人を使う才については未熟。俊は反対にそちらに優れ、杏は無論双方を手にする。
一部の者しか知らぬ話だが杏の興味は弟の俊に対してしか向いておらず、彼を苛み、いたぶり、慈しみ、支配することだけが彼女の目的であると噂される。また俊は体が弱く、特に肺と心臓に難がある。甘楽兄弟はこの家に仕える。


*三青杏(=アメリア・シザーフィールド)
先代当主夫妻、ーーつまりは自身の父母を殺して成り上がった現・三青家当主。
蜂蜜に濡れたような唇と青い瞳が特徴。仄か笑みを浮かべた顔が崩れることはけしてない。

《五色本名》
和泉ノ叶覗(カナシ)-三青杏
《あだ名》
刺蜜(シミツ)
《喧嘩口上》
「寄ってらっしゃい見てらっしゃい、和泉ノ叶覗(カナシ)・三青杏、刺蜜の銘は妾のものさ、抉り通して奥の奥、骨の髄へと我が蜜は染み、お前を虜囚(とりこ)にして遣ろう、翅を毟られ、蝶になれ」
《象徴花》
《武器》


*三青俊(=カーティス・シザーフィールド)
春の霞のように、柔らかく降りて包み込む美しい声を持つ。あだ名は瞳の色からとられた。

《五色本名》
和泉ノ奏鳴(カナメ)-三青俊
《あだ名》
湖水(コスイ)
《喧嘩口上》
「寄ってらっしゃい見てらっしゃい、和泉ノ奏鳴・三青俊、湖水の銘は妾のもんさ、青に溺れて死ぬる間に、ちょいと覗いてみやんさい、妾のなかが見えるなら、はあね好い目だ、抉っちゃろう」
《象徴花》
《武器》


*三青純(=アーネスト・シザーフィールド)
《五色本名》
和泉ノ初愛(ハジメ)-三青純
《あだ名》
雛青(ヒナアオ)
《喧嘩口上》
「寄ってらっしゃい見てらっしゃい、和泉ノ初愛・三青純、雛青の銘はわっちのもんさ、愛らし雛と舐めてかかっちゃ、足掬われて冥府の虜、碧に落ちては空と読みやす、どうぞ其の儘死にんさい」
(※碧落…青空の意)
《象徴花》
《武器》



【甘楽家】
甘楽分家が一つ、姓は「焔香(エンコウ)」。
世継ぎは火に纏わるあだ名を戴く。
他家の者の前で家の者のことを「愚兄」「愚弟」などと謙って呼ぶ習わしがあるが、これは「家の者を粗雑に取り扱って良いのは我が家の者だけ」という誇りの表れ。謙遜ではない。
家系への誇りが強い。家を穢す者は内外問わず決して許さぬ。
現在の当主は例外的に二人おり、彼らを合わせて「甘楽兄弟」「焔香兄弟」「甘楽分家の美貌兄弟」などと称す。


*蔵未孝一
元は焔香の屋敷の前に捨てられていた赤子である。世継ぎに恵まれていなかった焔香の家が拾い跡取りとして大事に育てた。妾の子である沢霧と二人で家を継ぐこととなる。曰く、「血の無い蔵未と名の無い沢霧で具合がよかろう」。
どうやら半妖、鬼の子である。母は人間であったようだが鬼の男とまぐわったと見える。
浅黒い肌と精悍に整った顔立ちが特徴。

《五色本名》
甘楽ノ歪螺(エニシ)-蔵未孝一
《あだ名》
鬼火(オニビ)
《喧嘩口上》
「知らざあ言って聞かせやしょう、甘楽ノ歪螺・蔵未孝一、鬼火と聞いちゃあ俺のことよ、安い喧嘩を束で売られちゃ、買わん訳にゃあいくわいね、札束焼いて叩いてやらあ、ちょいと火遊び願いやしょう」
《象徴花》
鳳仙花
(※英名の意味…「我慢できない」)
《武器》
・日本刀『輝血(かがち)』
赤い刀身、黒い柄。斬れ味の鋭さに優れ、彼でなければ峰打ちできない
・暗器『爪紅』
毒の仕込まれた赤い付け爪
(※輝血…鬼灯の別名)
(※爪紅…鳳仙花の別名)


*沢霧章吾
色好みであった焔香の当主が美しいだけの白痴の女(めかけ)に産ませた子。蔵未が拾われたすぐ後に生まれたために弟扱い。とてもじゃないが世継ぎにできる出自でないので、後に蔵未と合わせて二人で家を継ぐこととなる。
名は白痴の女が、処刑間際に子の名を問われて「章人(あきひと)」と答えたところ、正妻が儘使うのを厭んで一文字変えたため「章吾(しょうご)」となった。
どうやら半妖、花の子である。白痴の女は花の精であったらしい。
生々しく白く美しい顔をしている。まさしく生花。

《五色本名》
甘楽ノ哀翅(カナシ)-沢霧章吾
《あだ名》
花貌(カボウ)
《喧嘩口上》
「知らざあ言って聞かせやしょう、甘楽ノ哀翅・沢霧章吾、花貌と聞いちゃあ俺のことよ、見惚れる隙に死ぬんじゃねえぜ、花も散るにゃあ間があらあ、この世の外(ほか)の想い出に、お主のお相手してやりんしょう」
《象徴花》

《武器》
・日本刀『梢雪(こずえゆき)』
柄も鍔も刀身も全てが白い。非常に繊細で刃こぼれしやすく、彼でなければ扱えない
(※梢の雪…花が枝に積もるように咲いている様を喩えた言葉。また、古来より桜と雪は同一視される)



【縁家】

*鷹見佑(=エドワード・スティールバード)
縁の鋭覚、鷹見佑はそのあだ名の通り覚く鋭く、人と人との関わりを掌握する縁の家に相応しい才を持った男。縁の家からも離れ独自の行動をすることが多い。和泉分家の俊とは幼い頃から交流があり、思春期を過ぎてからは蛍火分家の渡守とも親しむ。
何かにつけ平静で中立、公平な立場を保つがこと俊に関しては情に流されることもしばしば。またどうも一歳の孤王が好かぬらしく、三青と彼との対立も含め苦々しく感じている様子。

《五色本名》
縁ノ祝(ハジメ)-鷹見佑
《あだ名》
鋭覚(エイカク)
《喧嘩口上》
「結ぶ阿呆に切る阿呆、縁ノ祝・鷹見佑、鋭覚の名にて手繰るは縁、袖触れ合えば今生越えて、千々の秋にも未だ続く、巡り解けぬ赤い糸、一つ私と結び給う」
《象徴花》
《武器》


【蛍火家】

*渡守弘樹(=キース・リトルダンス)

《五色本名》
蛍火ノ廻誇(ミヤコ)-渡守弘樹
《あだ名》
割護(サキゴ)
《喧嘩口上》
「祭りの後の静けさよ、蛍火ノ廻誇・渡守弘樹、山車を率いて割護に候、火勢森裂き山登り、果ては闇夜を照らしやす、遅れ戸惑う民の音、囃子に変えていざ、参らん」
《象徴花》
《武器》


【一歳家】

*藤野京平(=ヘクター・レオフォーク)

《五色本名》
一歳ノ源(ハジメ)-藤野京平
《あだ名》
孤王(コオウ)
《喧嘩口上》
「なべて世の中事も無し、一歳ノ源・藤野京平、孤王一声轟きたり、曲がり正すにゃ業が要る、泣け喚け膜を破れば無に帰す、慈悲も情けも犬に食わせろ、唯だ王として統治せよ」
《象徴花》
《武器》