「じ、じゃあ・・珀もおやすみ…」
「おやすみなさいませシスイ様。ああ、シスイ様、先程は大丈夫でしたか？」
先程。
きっと獅闇の事を言っているのだろう。
シスイはそれに苦笑して、
「う、ん。でもちょっとドキッとしたかな」
そう言い部屋に入っていった。
珀は暫くシスイの部屋のドアを見つめた。
そして悔しそうに唇を噛む。
「獅闇……余計な事を…」
自分の独占欲もほとほと困ったものだ。
珀はそう思いながら、自分も部屋に戻った。
ドアの閉まる音が二階の踊り場に響いた。
（終）
クーデレ しおん が あらわれた！
最後、珀めっちゃ悔しそうにしてますけど、もちろん獅闇のこと嫌いじゃないですからご安心ください。(笑)
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