日が差すリビング。
せっせと手を動かしてキャンパスに描いていく。


中心にはシスイ。
後ろにはフライゴンとボーマンダ、バシャーモの姿。
彼女の右にはアブソルとミロカロス、左隣にはグラエナ。
そして。



「僕はシスイの前…っと」




線画だけのそれを眺めて、雷は笑う。
なんて言ったって、自慢の家族を描いているのだから。



そうして雷はどういう風に塗っていこうか思案する。




彼女にもらった大切な色鉛筆を傍らに置きながら。










(終)



絵がとっても上手な雷でした。


ややしばらく奏の鼻が赤かったという裏話もあります。笑





prev*next
back

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -