ここは・・・?


水・・の中・・・?



私はなぜこんな所に。

ああ・・そうか・・タマゴを奪いに来たあの男に・・・


!!
タマゴは・・・!
何だか温かい気がする。
きっとまだ生きてる。



シスイはまた目を閉じようとした。




“だめ・・・目を閉じちゃ・・・だめだ・・シスイ”




!!
君・・は・・・

穏やかな声が聞こえた。



“俺、キミの見る世界を見たい・・・そのために生きる”


“キミも生きるんだ・・・俺たちと一緒に”



そう・・
生きる・・・


“大丈夫・・俺、今助けてあげる・・・キミ、助けてくれた・・だから”



俺も助ける。




ピカっとタマゴが急に光りだす。




シスイはそのまばゆさに目を瞑った。







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