シスイはそれを見て、至極幸せそうに笑った。
そして近くに畳んで置いてあったブランケットを雷と獅闇にそっと掛けた。
「おやすみ。いい夢を…」
食卓の上の電気の仄かな灯りが、リビングを照らし。
窓にはポツリポツリと少しずつ水滴が付いていくのだった。
〜続く〜
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