国のために"良い子"を演じ続ける日々
本心なんか言えずに猫かぶりを続ける僕。
自由になれないこの立場から
理想の僕を描いた心は諦めていた。
僕自信の理想なんて、親にとってはどうしようも無い夢。
呆れた僕はもう自分を愛せないと言った。
理由なんか簡単で、
本当の僕の夢を、猫かぶりの君が壊すから。
突然光をまき散らす妖精は語りかけた。
「そんなに嫌なら捨てちゃえばいいじゃん」
あぁ、この世界から逃げ出したいのに...
理想の世界で見る大人には顔が無い。
だけど僕には笑ってる様に見えた。
そして僕の心を踏み付けて消えていく。
僕は子供の様に泣いていた。
いつもの様に...永遠に―――
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