序章-遠退く意識-


「あれ?土方さん、始末しなくていいんですか?」
「処遇は帰ってから決める」
「承知」

(なっ!?始末って俺をか!?冗談じゃない!)

「待って!俺はただっ...」

ドンッ

「くっ...」

突然身体に痛みが走る。
そして俺の意識は徐々に遠退いていった。

「...運のない奴等だ」

そう誰かが言い放つ声が聞こえた。

これが俺と新選組...
そしてあの人との出会いだったー…



序章-終-



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