時計の針は16時を指した





「仕方ない、取りに行くかぁ」

伸びをして体をほぐしたあと、
学校に古文のノートを取りに行く準備をのろのろと進める。

別に制服で無くてはいけないなんて事は無いが、
一応部活しに来ました。
みたいな優秀ぶりを証明する為には着た方が良いと判断した。


朝食 謙 昼食を食べ、
歯磨きをして髪を整えてから、
今日の天気を携帯で確認する。

「天気、安定しないかもなぁ...」

念の為、傘を用意しよう。

全ての準備を終えて、玄関で靴を履く。

時計の針は16時を指していた。

「行ってきます!」

別にノートを取りに行くだけなのだが、起きたばかりだし気合いを入れた。

そして壮大に広がる蒼い海の下に駆け出した。



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