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風夜様へ

遊びに来てくださってありがとうございます。嬉しいです！そして私も風夜さんと風夜さんの書くお話が大好きです……！

賢者の石、最後まで読んでくださってありがとうございました！ロン、ハーマイオニー、そしてハリーの3人が協力しあって、先へと進んでいくところは読んでいてワクワクするシーンですよね。ロンのチェスのシーンとかとっても好きです。その辺りを上手く表現出来ていたらいいなぁと思っていたので、「本当の真実はこちらだったのかもしれない」とまで言ってもらえて感激です。

クィレルも本当は1人の時を狙いたかったと思うんですよね。誰かに見られる可能性は限りなくゼロがいいですから。でも、夢主が図書室に行ったらギリギリまで出てこないことを彼は知っていたんだと思います。夢主がレイブンクロー生の中でも特にガリ勉で真面目なのは割と知られていましたし、それに自らが関わってご主人様のために呼び出した人間の行動は気にしていたでしょうからね。

そして、クィレルは夢主が図書室から出て来た時には夕食の時間になって校庭に遊びに出ている生徒達が戻ってくることも分かっていたと思います。夢主が1人になる可能性が限りなくゼロになり、もしかするとダンブルドアも戻ってくるかもしれない。結果、セドリックがいるあの場で襲うしかなかった、と。男子生徒1人くらいなら、意識を失くしている間にトンズラ出来るだろうと考えたりもしたと思います。

セドリックもとても混乱したと思います。いきなり先生に襲われるわけですからね。けれども、お見舞いの場でセドリックが何も詳しい話を聞かなかったのは、ダンブルドアが予め「学校中の秘密」として経緯を話していたためでもありますが、何よりもまず夢主の無事だけを一心に願っていた――それに尽きると思います。本当にこういう優しいところがハッフルパフ生なんですよね……。抱き締めるのを躊躇うシーンは、抱き締めさせようか迷ったんですが「まだ早いぞ」と止めさせました(笑)彼らの関係性の進め方が難しいところです(笑)

そして、みぞの鏡ですよ！よくぞ、触れてくれました！という気分です(笑)あの時、夢主の望みは「ヴォルデモートに立ち向かう勇気」でした。夢主にとって勇気の象徴ってなんだろう、って考えた時に出てきた答えがジェームズだったんですよね。夢主にとって魔法界で初めての友達であり、眩しい光のような人であり、挫けず前へと進もうとする原動力なんだと思います。私自身もジェームズよく出てきてくれた！という気分でした(笑)

40話は数字もそうですが、話の展開的にもキリがいいところでしたもんね！41話からがクライマックスなので、本当にいいところで止めていたと思います。キリがいいと嬉しくなるのとてもわかります(笑)

好きなシーンも丁寧にあげてくださってありがとうございます……。ロンの「僕達、君はただ勉強が好きなだけだと思ってた」ってセリフは本当、ロンだからそこの素直な言い回しなんですよね。私はロンの等身大の12歳の男の子らしい言葉がとても好きなんですよね。なので、そういう12歳の男の子な感じが出ていたらいいな、と考えたセリフだったので、好きなシーンに挙げて貰えて嬉しいです。

リーマスの「君は確かに男の子を吹き飛ばしてはいないし、トロールとも戦ってはいけないけれど、私はヴォルデモートを吹き飛ばしていいとも、戦っていいとも言っていない」というセリフは私も気に入っているセリフです。これを言わせたいがためにクリスマスのお見送りのシーンを書いたようなものです(笑)この時に夢主が「ジェームズなら『いいぞ！　ハナ！　スリザリン全員吹き飛ばせ！』くらいは言いそう」と考えていたことが、みぞの鏡にも影響を及ぼしていたりもします。

リーマスってシリウスのことを何も知らされていないので、夢主が彼に残された最後の友達なんですよね。私はリーマスと夢主の関係性を描く時、必ずこのことを念頭において書くようにしています。過保護な感じですが、リーマスも夢主を失いたくないんですよね……。私自身も大人になったからか、心配して口うるさくなる時の気持ちがよく分かるようになってきたなぁ、と思います。本当に心から心配してるんですよね。

リーマスとの夏休みもいろいろ詰まってるので、お時間ある時に是非是非ー！夏休み長めになってます(笑)

レイブンクロー、原作では3位だったので2位にしてあげられて嬉しいです！原作での点数に50点足すとちょうど逆転出来ることがわかった時はニヤニヤしました(笑)

読むのも大変だと思うのに、お時間作って読んでくださって、そして丁寧にコメントくださって本当にありがとうございました！私もまたサイトにお邪魔しますねー！