PROFILE | ナノ
▽ 暗き森にも光は射すか

名前:結城時緒(ゆうき ときお)
年齢:16
職業:高校生(上院高校2年生)

上院町で一人暮らしをする女子高生。両親共に鬼籍。但し母の実家が資産家であったこと、他の親族が好意的であったことから、向こう20年程度は遊んで暮らせる財産がある。
生まれつきの霊感持ち。術師としての才能はあるものの、実力的にはまだまだ半人前レベル。
危機感や恐怖心が欠落しているレベルで薄い。よって不意打ちに弱くよく反応が遅れる。
『イタズラ大王三人悪』の参謀・椎名裕介は従弟。糠床の世話が日課。


名前:金森てつし
上院町でも有名な『イタズラ大王三人悪』のリーダー。ガキ大将。上院小学校の番を張っている番長で、その行動力と咄嗟の思い切りの良さは随一。
成績は壊滅的だが運動神経は抜群で、喧嘩も強い。不正を許さない正義漢でもあり、抜群のリーダーシップを誇る。
不動明王の加護を受けた術師のタマゴでもあるが、所謂『霊感』は人並み。

名前:新島良次
『イタズラ大王三人悪』の一人。通称『リョーチン』。ロマンチスト且つ弱気な性格だが、徒競走は負け知らずで『韋駄天』と呼ばれる。
霊媒としての才能があり、意図せず霊に身体を明け渡すことがあるほど。恐がりな性格はその体質から身を守るための本能に近い。
地蔵菩薩の加護を受けており、つくりだす結界は強力。霊感はてつし以上椎名以下。

名前:椎名裕介
『イタズラ大王三人悪』の参謀。小学生とは思えないほどボキャブラリーが豊富で、基本的にニヒルなタイプ。
無口・無表情・無感動の三無主義と呼ばれるが、三人悪や親しい友人との間ではそれなりに笑うし喋る。成績は他2人とは比較にならないほど良い。
霊能者としての才能は恐らく3人で一番。文殊菩薩の加護を受けている。

名前:地獄堂のオヤジ(本名不明)
上院町に何年前からあるかも分からないくらい昔からある古ぼけ傾いた薬屋『極楽堂』の店主。通称『妖怪ジジイ』。薬屋の名前は『極楽堂』だが、店主本人も店自体も、町の人間が『地獄堂』としか呼ばないくらい不気味な雰囲気を持つ。
兎に角正体不明。「ひひひ」という不気味な笑い声が飼い猫ガラコとお揃い。

名前:藤門蒼龍
ヨーロッパで活躍する著名な霊能者。
既に50近いが20代に見える驚異の美丈夫。霊能者としてはベテランで、知識も経験も豊富。但し22世紀の猫型ロボットやM78星雲から来た超人を知らないなど、妙なところで隙がある。
除霊が得意で、剣術の腕もある。性格は基本穏やかでダンディズムを絵に描いたようなタイプだが、周りのキャラに押されるため最近は苦労人化している。

名前:亜月カンナ
上院小学校で『三人悪』の同級生。学年では唯一良次と並ぶ俊足の持ち主。
明るく朗らか且つ『菩薩のような』慈愛の持ち主で、霊感は一般人程度だがその心根と度胸で度々活躍している。

名前:拝征将
霊能者の名家『拝家』の分家嫡男。カンナとは幼馴染み。
生まれつきの霊能者で、そのためか病弱で学校にはあまり通っていない。また、とある事情から生まれつき右目に不自然な痣がある。

名前:鳴神流華
フランスからの帰国子女で、スペイン人と日本人のハーフ。『三人悪』の同級生。
母親が高名な魔女の家系出身で、彼女自身も魔女であり降霊を得意とする。年齢に見合わぬ美貌と気品の持ち主だが、怒ると口も手もすぐに出す。

名前:金森竜也
てつしの実兄。中学生で上院中学校の番長。弟と異なり成績優秀。端整な顔立ちの印象は弟よりも裕介に似ている。当然だが喧嘩も強い。
重度の低血圧症で、1日の半分は病人のようにして過ごしている。

名前:三田村豪
上院町の交番に勤務する警察官。元々は暴走族の頭だったらしく、今も柄は悪い上、私服姿は完全にチンピラにしか見えない始末。
霊感はゼロだが、本人の知らないことで霊的トラブルに見舞われていることが多い。

名前:牧原宗士
イラズ神社の神官。三田村の友人だが不良ではなかったらしい。
霊感は人並み程度だが、とあるきっかけで『三人悪』が術師であることは知っている。知っているせいで愛車が破壊されたり叶わぬ恋をしたりと、色々不運な人。
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