地獄堂霊界通信シリーズのファーストシーズンの方ですが、『幽霊屋敷』という、ボロボロでいかにもな雰囲気の古い家が舞台の話があるんですよね。
で、その家には例によって悪霊になった女が棲み着いていて、移り住んできた家族に「この家から出て行け！！」と警告をするんですが……。

そういえばこの女性と獄都事変の斬島さんに物凄い共通点があったなー、ということに今日思い至りました。両方読んでるくせに気づくのが遅すぎるoyz
斬島さんが当時、そんでもって現時点どんな気持ちでいるのかが描かれていないので何とも言えないですが、多分地獄堂の女性とは違うベクトルに傾いたんだろうなとは思ってます。
女性の方はもう人間への恨み辛み（だけではないんですが）でどうしようもない状態になってて、人間に対して物凄く怒ってるんですが。

多分この辺の感情の種類や向き先の違いは、それによる弊害というか不幸の形が全く違ったからなんだろうなあと思います。
『暗光』の時点では既に『幽霊屋敷』は解決した後なので、当然絡むことはないですが、いつか番外編か何かでそれについてのお話も書いてみたいなあと思ったり。

そういえば、『暗光』は地獄堂のセカンドシーズンまで終わった後の話を想定しているのですが、季節が春なので多分三人悪はもう6年生なんですよね……。全員まだ誕生日を迎えてないので年齢は同じですが。
連載を始めた当時が春だったので深く考えず設定を春にしたんですが、今考えるともうちょっと考えるべきだったかも知れません。
本編には影響はないですが、お見逃し頂ければ幸いです。

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