ガールトーク
(女の子たちとシュシュ)


「むー…」
「どうしたの焔椎真?」
「あ、十瑚。髪が伸びてきてさ…襟足が跳ねるんだ」
「カットに行ったら?」
「………お金が」
「あ…」
「…」
「じゃ、じゃあとりあえず縛ったらどうかしら?私のシュシュ貸してあげる!取ってくるからちょっと待っててー」
「あ、十瑚っ」


「焔椎真の髪って本当きれいな金色よね。素敵ー」
「そ、そうか?」
「ふわふわしてて、可愛い」
「でも雨の日とかもさもさするし…私は十瑚みたいな髪がいい。さらさらで、すごい羨ましい」
「ふふ、ありがとう。…よし。でっきた!」
「さんきゅ、十瑚」
「ううん。焔椎真の髪たくさん触れたもの」
「…私も十瑚の髪、触っていいか?」
「ん?」
「み、みつあみしたい」
「ふふ、いいわよ」





ガターン

「あ、愁生」
「あら九十九も。どうしたの?」
「……いや」(可愛い可愛いポニーテールの焔椎真可愛い)
「なんでもないよ」(微笑ましいなあ)




十瑚ちゃんとにょた焔椎は仲良しだといいな。





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