私達は射的をやったり、綿あめを食べたりしてお祭りを回っていた。花火もみた。ゴールドとの会話もすごく楽しくて、夢みたいで、私はゴールドの隣を歩けるだけでも十分幸せを感じていた。
「はー!!今日は楽しかったッス!!」
『うん!!私も楽しかった!!』
「もうお別れ…ッスね…」
そう、もうお祭りは終わり。
またしばらくゴールドに会えなくなる。そんなの…嫌…
『ゴールド…』
私はゴールドの背中に抱きついた。いつのまにこんなに大きくなったんだろう。ゴールドの背中は広かった…
『ゴールド、私…私ね?ゴールドが…好き、大好きなの…』
自然と目からは涙がでてくる。
「先輩…」
『だから、お別れしたくない。一緒に…』
その瞬間、私はゴールドに優しく抱きしめられた。
「先輩…俺も名前先輩が…大好きッス。お別れしたくない…だから…一緒に旅しましょう?」
信じられなかった…ゴールドが私を好きでいてくれたなんて…私は嬉しくて嬉しくてゴールドに抱きしめられながら泣いた。ゴールドは頭を優しくなでてくれた。
*旅をしよう*
(先輩…いや、名前…大好きだ…幸せにするよ。)(うん…私も大好き////)



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