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俺はずっとレッドがいるから2番目だった。

バトルでもやっとチャンピオンになったかと思ったらレッドに追い越され…

はっきりいって、あいつが羨ましかった。

「なぁ、名前。」

『んー?』

俺のイーブイと戯れてる幼なじみの名前に問いかけた。

「俺はさ…1番目にはなれねぇのかな…」

『え?』

「バトルも…成績も…レッドには勝てない…。俺はずっと…2番目のままなのかな…」

『…べつにさ…グリーンは全部が2番目じゃないと思うよ?』

「え?」

驚いた。
俺は全部が2番目じゃない?

『だってさ…私の中でグリーンは全部一番だもん。』

名前の中で俺は一番?

『私の中で一番大好きなのはグリーンだよ?それに私グリーンが一番かっこいいって思ってるよ?グリーンが人一倍努力してるのも…全部知ってるよ?』


そういうと名前は"ね?"といって優しく微笑んだ。

あぁ、そうか、俺は一番でもあったんだ。

「名前。」

『んー?』

「ありがとな。」

『うん!!』そういって俺は名前を後ろから抱き締めた。



君の中で。


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