『レッドー!!朝だよー!!起きてー!!』
「スー…」
今日もレッドはすやすやと寝息をたてて気持ちよさそうに眠っております。
『こうなったら…』
私はレッドのモンスターボールからカメックス、カビゴン、ピカチュウをだす。
『皆、レッドを起こすのを手伝って!!』
モンスターボールからでてきた皆はまたかよ…みたいな顔で主人であるレッドをみている。
『まずは…ピカチュウ、10万ボルト!!』
ピカチュウは指示通りレッドに10万ボルトをあてる。
しかしレッドは…
「スー…」
多分ピカチュウの10万ボルトくらって眠りからさめないのはレッドぐらいだな…
『よし、次!!!カメックス、ハイドロポンプ!!』
ちなみにはかいこうせんではないから大丈夫だよ!!きっと!!
あのマントの人よりは多分威力は弱いはず!!
「スー…」
ね、レッド起きない!!
『というか…手強いなーレッド…よし、カビゴン、レッドの上に乗っちゃえ!!』
するとカビゴンは大きな体で歩きながらレッドの上にのった。
「ぐえっ…」
『あ、起きたかな?皆ありがとう!!戻っていいよ!!』
さすがに苦しくて起きたと思い、皆をモンスターボールに戻す。
『レッド、起きた?』
「…少し。」
『少しじゃなくてもう起きて!!』
「えー…名前…」
レッドは私に手招きをして呼んでいる。
なんか…可愛い。
『どうしたの…ってきゃあ!!』
いきなりレッドに布団の中にひきずりこまれた。
「あったかいでしょ。」
『あったかいでしょじゃなくて!!近いよレッド!!』
「名前照れてる…可愛い。」
そういうとレッドはギュッと抱きついてきた。
『は、離せー!!』
もう私の頭はパニックだよ!?顔絶対赤いよ!!
「今日はこのまま一緒に寝てようか…」
『なんでそうなる!!』
「名前、…おやす…み…」
『ちょっと!!レッド!?起きてよー!!』
しかしレッドはもう寝息をたて眠りについている。
『もー…ほんと寝起き悪いんだから…』
でも寝起きの悪いレッドだって大好き。
だから私もギュッとレッドにひっついて眠りについた。
*寝起きの悪い君*
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