『ねぇ、グリーン…』
「んー?」
『グリーンってさ…レッドのこと恋愛感情のほうで好きなの?』
「はぁ!?」
私がそう聞くと机をバンっと叩いて立ち上がったグリーン。
いちいち反応大きいなぁ…
『別に軽蔑なんてしないよ?二人は大切な幼なじみだし「おい、」?』
「俺はレッドに恋愛感情を抱いてはない。」
『えぇ!?ホモじゃないの!?』
「当たり前だろ!!!!」
『なんだー…』
そうなんだ、よかったー…
「てかそれ誰にいわれたんだ?」
『コトネちゃんとヒビキくん。』
「あいつらか…今度会ったら絞める。」
なんか今危ないこと言わなかった!?
『というか、グリーンは好きな人いないの?』
「んー…いる。」
『え!?誰!?』
「俺のことホモ呼ばわりしたやつ。」
『コトネちゃん!?グリーンってコトネちゃんが好きだったんだー…』
「はぁ!?『でもコトネちゃんは競争率高いよ?まぁ頑張ってね!!』だーかーら!!」
ガシッとグリーンに腕を捕まれた。
『グリーン、痛い。』
「こうでもしないと名前話聞かないだろ。」
『話?』
「あのな…俺が好きなのは「ただいま。」…は?」
『あ、レッドお帰りー』
「いやいや、ここ俺のジム、ってかレッド!!お前タイミング悪すぎ!!」
「…抜け駆けは許さない。」
「んなこと知るか!!山に籠ってるお前が悪い!!」
「名前、クッキー食べたい。」
「無視するなバカレッド!!」
「俺バカじゃないんだけど。」
『レッドは頭いいよ?ねー!!』
「ねー」
「ねーじゃねぇよ!!っとに…」
『なんでグリーンこんなに怒ってるの?』
「…カルシウム不足。」
『そっか!!それなら…』
確かここに…あった!!
『グリーン!!』
「?」
『はい、モーモーミルク!!』
「…。」
私からモーモーミルクを受け取ると一気に飲み干したグリーンであった。
*モーモーミルク!!*
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