ある晴れた日。

僕はいつものようにのんびりパートナーのナエトルと2個目のバッジを目指して旅をしていた。

『コウキくん!!』

「?あ、名前ちゃん!!」

『久しぶりだねー!!』

「そうだね!!コンテスト、順調?」

「うん!!順調だよ!!」

そういってパートナーであるミミロルをぎゅっと抱きしめてる彼女は僕の想い人である名前ちゃん。

『そうだ!!これ、作ったの!!』

そういって名前ちゃんが差し出したのはナエトルの小さなマスコット。

「ナエトルだ!!ありがとう、大切にするよ!!」

『うん!!お守りだから肌身離さず持っててね?』

「わかったよ!!きっとこれでジム戦は大丈夫だね!!」

『うん!!』

そういうとふんわりと笑う名前ちゃん。僕はこの笑顔が大好きだ。

『あ、もうこんな時間かー…じゃあコウキくん、ジム戦頑張ってね!!』

「うん、じゃあ気をつけて!!」

「ばいばい!!」

そういってぶんぶん大きく手を振る彼女を見送った。

「お守りかー…」

お守りって願い事を頼むんだよね?

「名前ちゃんが僕の彼女になりますようにー…なんちゃって…」

自分でいってなんだけどすごく恥ずかしくなってきた。

「よし、行こうかナエトル。」

そうして僕らも歩きだした。




*叶いますように*

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