『さーむーいー…』
町はクリスマス一色、クリスマスツリーやイルミネーションなど町はカップルや家族連れでにぎわっていた。
『はぁ…クリスマスなのに一人ですごすなんて悲しすぎる…』
友達はみんな大切な人とクリスマスをすごすので私は一人だった。
『クリスマスぐらい下山してよバカレッド…』
私だって大切な人ぐらいいる。
今日だって本当は一緒にすごしたかった。
こうなりゃやけ食いだ。
今夜は好きな物いっぱい食べてやる!!
そう私は決心した。
『うーん…何食べようかな…』
「俺は肉食べたい。」
『!?レ、レッド!?』
突如私は後ろから声をかけられた。その人物は私の大切な人。
「メリークリスマス。」
『メリークリスマスって…下山してきたの?』
「じゃないとここにいない。」
『てか、レッドのバカ!!私…寂しかったんだからね!!』
「ごめん…」
レッドはそう呟くと私を後ろから優しく抱きしめてくれた。
『レッド…メリークリスマス!!』
「メリークリスマス、名前。」
そうしてレッドと私の唇が重なった。
*レッドとクリスマス*
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