家につくと誰もいない家に余計寂しさを感じた。

グリーンと挑戦者のバトル終わったのかな…
今日こそ気持ち伝えようと思ったのにな…

そう思うと我慢してた涙が一気に溢れだした。

『うぅ…グリーン…』

「ったく、泣いてんなよな。」
突如後ろから声がした。

『!?グリーン!?なんでここに…?』

「これ、届けにきた。」

グリーンから小さな長細い箱をもらった。
開けてみるとそこには小さな緑色の花を型どったペンダントが入っていた。

『これって…』

「名前欲しがってただろ。だからクリスマスプレゼント。」
『いらない…』

「はぁ!?なんでだよ!!」

『だって、これもらったらグリーンのこと諦められないもん!!グリーンはあの挑戦者と付き合うことになったんだから…』

「あのさ、付き合ってないんだけど。バトル勝ったし。」

『…え?』

「俺が負けるわけないだろ?」

『じゃあ全部私の勘違い?』

「だな!!」

『よ、よかったぁ…うーっ…』
「な、泣くなよ!!」

焦りだすグリーンがおかしくて笑えてきた。

『ねぇグリーン、私グリーンが好き』

「俺は名前が大好きだ!!」

すると私はグリーンに強く抱きしめられた。

*グリーンとクリスマス*

[ 5/7 ]

[*prev] [next#]
back
[しおりを挟む]





人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -