挑戦者は私たちと同じ位の年の可愛い女の子だった。

「あの、グリーンさん!!」

「?」

可愛い女の子はグリーンにしゃべりかけた。

「もし、私がグリーンさんに勝ったら…私と付き合ってください!!」

『「!?」』

そしていきなりグリーンに告白してきたのだ。

チラッとグリーンをみれば目があった。
しかし私は目をそらしてしまった。

焦り。

その感情だけが私を支配した。私とグリーンは仲がいい、しかし恋仲ではないのだから。

グリーンが誰と付き合っても私には関係ない…

泣きそうになって私はその挑戦者とグリーンのバトルをみるのが怖くて、逃げ出した。

町につくとクリスマスでにぎわっていた。当然カップルもいるわけで、その全てのカップルに挑戦者の女の子とグリーンを重ねてしまう自分がいた。

今日は家に帰ろう。

そうして私はリザードンをボールからだして空を飛び、家に向かった。

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