今俺は幼なじみの名前の家にいる。理由は名前が道端で泣いていたからだ。

「なぁ…名前、いったいなにがあったんだ?」

『うっ…ひぇ、ひぇれ…んがっ…わだじの…じまま…よわいっで…ひっく…』

内容はさっぱりわからない。
さっきから俺の頭の中は?でいっぱいだ。

『いっ、いっじょうげん…めいっ…ぞだでだ…のっ…にっ…うっ…うわあぁぁぁん!!』

「あー!!わかったわかった!!泣くなよー!!」

俺は名前の背中をポンポンとたたく。

『ド、ドヴヤぐんー!!!!』

するとあろうことか名前が俺に抱きついてきた。

落ち着けトウヤ。
平常心を保つんだトウヤ!!

そう自分に言い聞かせるので必死だった。

「とりあえず、名前はここにいて一旦落ち着け。俺ちょっとでかけてくるから。」

『やだー…わ、私も…いくっ…』

涙目+上目遣い+おねだりなんてどこで覚えたんだ名前!!
可愛すぎんだろ!!

仕方なく俺は名前もつれていくことにした。
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