『あ、ハルオくん!!』

「オー!名前じゃん!」

『久しぶりー!もう春だねー!』

私は久しぶりに観覧車に乗りたくなり、今遊園地にいる。
そこで久しぶりにハルオくんと再会した。

「だな!!あ、あのさ、もしよかったらオレと一緒に「名前ちゃん!!」」

『トウヤくん!!』

私の名前を呼びながらいつもバトルサブウェイで会うトウヤくんが走ってきた。実は私、トウヤくんに片思いしてます。会えてすごく嬉しい!!

「また会ったね!!名前ちゃん観覧車乗るの?」

「乗りたいんだけど相手がいないからハルオくんにバトルで勝って一緒にのってもらおうとしてるの!!」

「ふーん、名前ちゃんはそいつと乗りたいの?」

トウヤくんがハルオくんに指をさす。人を指でさしちゃだめだよトウヤくん!!

『私はただ観覧車に乗れればいいから誰でもかまわないよ?』

そういいながらもほんとはトウヤくんと乗りたい私。素直になりたいとつくづく思う。するとトウヤくんが

「ならぼくと乗ろうよ!!うん、うん、それがいい!!」

と、私が望んでいたことを言ってくれた。内心嬉しくてしかたない私。

「おい、ちょっとまてよ!!」

「なにか用?」

「お前名前のなんなんだ?」

「未来の旦那だけど?」

『!?』

いきなりの発言に私とハルオくんはびっくりする。
私はいきなり心臓がドキドキしだして自分でもわかるくらい頬が赤くなるのを感じる。

『あ、え、と、トウヤくん!?/////』

「さ、名前ちゃん行こう?」

私は強引にトウヤくんに手を握られ観覧車につれていかれる。でも何故かそれが嬉しかった。

(一つの恋が終わって、一つの恋が始まった。)

*一つの恋*

(名前ちゃん、ぼくは君が大好きなんだ!!////)

(ありがとう…/////私も、大好き!!////)
 





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