「ポッドくん頑張ってー!!」
「きゃー!!ポッドくんかっこいい!!」
今サンヨウジムではポッドくんのジム戦が行われています。
(ポッドくん…頑張って!!)
「名前さん?」
「ふぇ!?デ、デントくん!!」
「こんにちは。名前さんはなんで物陰からポッドをみているんだい?」
「そ、それは…ポッドくん…女の子に人気あるから彼女がいるなんて知られたら迷惑かけるかなって…」
「でも名前さんだってあの女の子たちみたいにポッドを堂々と応援したいだろう?」
「そ、そりゃ…」
私だって…あの女の子たちみたいにおおきな声でポッドくんを応援したいけど…
「そんなに我慢しなくてもいいと僕は思うよ!!」
「うん…そうだよね…ありがとう!!デントくん!!」
「うん!!頑張ってね、名前さん。」
「うん!!」
そう言って私の頭を撫でるデントくん、なんだかデントくんがお兄ちゃんのように感じた。
「おいデント!!」
「?あ、ポッド!!もうジム戦は終わったのかい?」
「とっくの前に終わったよ!!それよりなんで名前の頭撫でてるんだよ!!」
「ポ、ポッドくん!?」
いきなりポッドくんに抱きしめられた私。さっきの女の子たちがいなくてよかった…じゃなくて!!すごく恥ずかしいのですが!!
「名前は俺のだ!!デントには渡さねぇからな!!」
「おやおや、嫉妬かな?」
「悪いかよ!!行くぞ、名前!!」
「え!?ちょ、ちょっと!!」
私の手を引いてジムをでるポッドくん。
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