〜お昼休み〜

「ヒカリ!!お弁当一緒に食べよー!!」

「もちろん!!」

そういって私たちは机を向かい合わせ、お弁当を広げる。

「なんか今日の名前のお弁当可愛い!!」

「ほんと?今日は頑張ってみたの!!手作りだよ〜♪」

いつもはコンビニだが、今日は時間があったので久々に私は手作りの弁当を作ったのだ。

「名前の手作り弁当ってすっごく美味しいんだよね!!ね、おかず交換しようよー!!」

「いいよ!!何がいい?」

「じゃあ…「なんだってんだよーーーーーー!!!!!」?」

いきなり叫んだのは隣の席のジュン。私とヒカリとジュンは小学と中学が一緒の知り合いだ。幼なじみ…かな?

「今日はなにをやらかしたの?」

「弁当忘れた…」

「ほんっとバカ。」

「うるせーヒカリ!!」

「お金は?」

「持ってきてない…名前、金貸してく「やだ」…」

ジュンは机にあごをのせてうなだれてる。弁当がないだけでテンションさがるなんてこいつは子犬か。

「はぁ…しょうがないなー…はい。」

そういって私はおかずをすこし弁当箱のふたにのせて差し出す。


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