私の手元には大きな赤い字でかかれた一枚の数学のテスト…
その点数があまりにも酷くて声もでない…

「名前、どうだった?」

「…デキルワケナイジャナイカー…」

「うわ!!13点とか…ある意味天才だな…」

「うるさいぞ!!この天才ウニ頭!!」

「けなしてんのかほめてんのかどっちだよ…」

「うぅー…補習やだー…」

「まだ追試があるだろ?」

「…受かるわけない…」

そう、私の学校ではテストで30点以下の人は追試を受け、追試でも30点取れない生徒は補習を受ける、地獄の補習を…

「どうしよー…もうやる気でないー…」

「んなこというなら勉強をしろ!!」

「勉強の仕方がわかんないー…」

「はぁ、…しょうがない、俺が教えてやるよ。」

「ほんと!?さっすがイケメンウニ頭!!」

「だーかーら…ほめてんのかどっちだよ…ほら、図書室行くぞ!!」

「ウッス!!Mr.グリーン!!」

「Mr.って…」


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