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そして…
『ごちそうさまー!!!!』
「ねぇ名前!!今度私に卵焼きの作り方教えて!!」
「いいよー!!じゃあ今度うちおいで!!」
「うん!!ついでに晩御飯もご馳走してね!!」
「しょうがないなー!!」
そういってヒカリと会話してるとジュンが話かけてきた。
「いやー今日は助かったよ!!」
「ジュンはいつも名前に頼ってばっかねー!!この前も消しゴム借りてたでしょ!!」
「そうそう!!あの時はびっくりしたよーいきなり隣から手がのびてきて私の消しゴムさらってくんだもん!!」
「あんときはいうのがめんどかったんだよ!!」
「はいはい、わかったわかった!!」
「ほんとかー?とにかく、今日の弁当といい、消しゴムといい、いつも…その…あんがとな////」
「ジュンが素直だ!!珍しい!!」
「うるせー!!////」
「ジュン!!名前にちゃんとお礼するのよ?パフェおごるとか!!」
「お礼なんていいよ!!サンキューっていってくれたし…それにジュン今金欠でしょ?」
「うっ…あ、そうだ!!」
「?」
ジュンは何やらポケットをあさっている。
「ほれ、お礼!!」
ジュンが差し出したのはみかん味の飴玉。
「お前この味好きっていってただろ。」
「うん!!よく覚えてたね!!ありがとう!!」
「おう…そんじゃな!!////」
(ほんと名前は鈍感ねー!!ジュンは好きな子の好きなものくらいすぐ覚えるのよ!!)
「なにニヤついてんの?ヒカリ」
「べっつにー!!」
*お弁当*
口の中に甘酸っぱい味が広がった。
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