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差し出した瞬間バッとジュンがこちらをみる。
「くれるのか!?」
「今日だけだかんね!!」
「よっしゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!サンキュー!!名前!!」
ニカッと歯を出して笑うジュンをみて私は一瞬心がキュッとつかまれたような感覚がした。
「なぁなぁ!!この卵焼きうまいな!!」
「ほんと?よかったー!!」
「いいなージュン…名前の卵焼きは私の胃袋に入るはずだったのにー…!!」
「ヒカリには今度作ってあげるから!!」
「ほんと!?やったー!!」
「うん!!」
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