「だっから、ここはこの公式使うって何回いったら覚えるんだ!!」

「ひぃっ…も、もう一回…お願いします!!」

「ったく…いいか?ここは…」

グリーンさん…絶賛お怒り中…

(そいやーグリーンって眼鏡似合うなー…やはりイケメンだとなんでも似合うのかなー…)

「おい!!聞いてんのか!!」

「ん?き、…聞いてるよ!!」

「ほう、じゃあこれ解いてみろ。」

「いいわよ、解いてやろうじゃないの!!」

(バカにしたような目でみやがって…これこの公式でしょ!?って…お?)

「これで…あってる…?」

「…正解!!」

「やったあぁぁぁぁぁぁ!!」

この後の問題もスラスラと不思議なくらい解けた…
そして3時間後…

「これなら明日も大丈夫だな!!」
「うん!!ほんとありがとうグリーン!!」

「よし、帰るか!!」

あたりを見渡せばもう真っ暗だった…
まだ5時だけどやはり冬は日が落ちるのが早い。
二人で坂道を登る…何故だかドキドキした。

「ねぇねぇグリーン!!」

「?」

「もし私が明日受かったらなんかおごって!!」

「なんでだよ!!」
「いいじゃんいいじゃん!!」

「わかったわかった、じゃあ肉まん一つな?」

「ピザまんがいい。」

「はいはい、じゃあピザまんな!!」

「うん!!」

私はさりげなく約束とかしてみた。

「じゃあさ、俺からも一個。」

「何?教えてくれたからお礼くらいするよー?」

「じゃあさ…」


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