Catch me※



「ぁあっ、あンっ…シズちゃ…らめぇッ」

俺に跨って腰を振り続ける臨也は酷く扇情的で、普段からは想像もつかぬほどの色香を醸し出している。
頬は赤く染まり、既に何度か吐精したために腹や太ももは白い液体にまみれ、柔らかく解された後孔の窄みに自ら何度も俺の性器を出し入れするその様は、絶景。

「っは…きもちいいか?」

訊けば無言のままこくこくと頷く。
俺は奴を腰に乗せたままゆっくりと身体を起こすと、真っ赤に充血して勃ち上がったソコをぷにぷにと触ってやる。

「ひっ、っはあっン…!」

亀頭を撫で回し、血管の浮き上がった棹を裏筋に沿って数度擦りあげる。だらだらと透明な蜜を零す鈴口に軽く爪を立ててやれば、臨也は一瞬腰を止めて苦しげに喘いだ。

「ンあ…あ、ひゃンっ…ああッ」

締め付けが強くなり、臨也の中を犯す俺のモノはその刺激にあてられてどぷりと欲を吐き出した。滑らかな白い脚の間を、たらりと精液が伝い落ちる。
恍惚とした表情を浮かべた臨也はそれを指で掬い上げ、ぱくりと口内に含む。

「っはあ…シズちゃ、のせーえき…おいひぃよ」

精液の味に感じたのか、奴の中はまたきゅうと狭くなった。
薬によって強化された俺の性器は萎えることなく、すぐに元の硬度を取り戻す。
それを一度臨也の胎内から取り出し、今度は体勢を変えて、バックから再度挿入する。赤く腫れ上がった秘孔は柔らかく熟れて、いささか大きすぎる俺の質量を呆気なく許容した。
ぐいと臨也の肩を掴んで押さえ、そのままピストン運動を再開する。

「ああ…ッ?どう…だ、いざやッ」

「っあんッ!…すご、く…いいよ、も、最高…ッ」

生理的な涙を流しながら激しく善がる臨也の艶かしさに、俺の分身は一回り量を増す。
カリでぐりぐりと内壁をかき回してやると、奴は苦しげに浅い息を繰り返した。首筋を滴る汗が、ぽとり、ぽとりと地面に落ちる。

「…はぅっ、あ、あっ、も、無理…っ!」

さらにニ、三度抉るように腰を打ち付ければ、ひゃあと甲高い声で啼きながら既に何度目かも分からぬ精を吐き出した。
俺はびくびくと痙攣する細い身体を後ろからぎゅうと抱きしめながら、濡れた顔を拭ってやろうとし――

「…っ、」

「――大好き」

臨也は俺の指を赤い舌でぺろりと舐めながら、弱々しく笑った。





20100628
シズちゃんに媚薬で甘々プレイ、でした!


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