「おはよう、荒北君」

 「ん」

 この些細な会話が、私の朝の密かな楽しみだった。箱学寮から学校まで、交差点を挟んで僅か数百メートル。朝7時25分、荒北君は私を待つでもなく、かといって避けるでもなく、いつだってこの交差点で信号待ちをしているのだ。

 「……毎朝よくやるよなァ、朝練もねぇのに」

 「どうかしたの?」

 「別にィ」

 暫しの沈黙がその場に降りた。隣の荒北君はなにやらため息を吐きながら、腕時計を気にしている。手持ち無沙汰になった私は、ぼんやりと視線を上に逸らした。空の青は明るいのにどこかくすんでしまったようで、その中にはっきりと鮮烈な赤だけが浮きすぎた自己主張をしている。赤信号の赤。警戒色に、なんだか居心地が悪くなる。

 「そういえば荒北君、今朝のニュース見た?あれ、世界の終末が近い、とかいうやつ」

 「あ?あ〜……まァ」

 世界各地で起きているらしい物騒な出来事は、今朝のニュースキャスターの言葉を借りれば『終末の到来』らしい。週末が来るというような調子で発せられた言葉はまるで現実味を帯びず、映画かゲームか小説か、そんな架空の世界の出来事のように頭の中を上滑りしていってしまう。少なくとも本当に危険が迫っているならば、そんな軽いノリで言わないでほしい。メディアの功罪、なんてもっともらしい言葉が脳裏にちらついていた。

 「嫌だよね、最近変なニュース多いし…なんか心なしか人通りも少ないし…」

 「…コロコロ何でも信じてんじゃそのうち詐欺にでも引っかかんぞ、バァカチャンが」

 ピンと、荒北君が私の額を弾いた。彼のデコピンは容赦無いというか手加減を知らないというべきか、いつも赤く跡が残るくらい痛い。額を抑えて涙ぐむ私を見下ろして、満足げににやりと意地悪な笑みを浮かべた荒北君を、せめて睨み返してやろうと視線を上げても、その目を直視するだけで心拍数に邪魔されてしまう。惚れた弱みというのは想像以上に厄介なものらしかった。

 「名字チャンは他に気にする事あんだろ、進路とかさァ」

 「でも」

 「ッセ、近くにいる人間のことくらいなんとかするっつってんだよ、お前は進路の心配でもしとけボケナスがァ」

 「……荒北君って結構恥ずかしいこと言うんだね」

 「このご時世にラブレター送って来るようなヤツに言われたくねぇよ!」

 「…っ、それはそれ、これはこれで!」

 自転車を引いて早足に前を歩く荒北君につられるようにして一歩を踏み出してから、信号がいつの間にか青に変わっていたことに気づいた。からからと、車輪の回る音だけが通りに響く。さっきまでの胸のもやもやが嘘みたいに消えてなくなって、その代わりに半歩前のうなじにどきどきと、鼓動が早まる。荒北君は空みたいな人だ。天候も変わりやすいし、怒るときは嵐や雷みたいに怒るけれど、私の心配なんて易々と拭い去ってしまうくらいに、眩しい。だから彼の相棒の名の冠する意味を知ったときは、なんだか無性に納得してしまったのだった。
 うるさくなった心臓に急かされるように、自然と早足になっていく。自転車を隔てない隣、荒北君の左側は、太陽の光のせいでぽかぽかと暖かかった。この距離がいい。このまま荒北くんの隣でずっと、こんな柔らかい幸せに浸っていられれたらいいのに。

 「なァ」

 「うん?」

 「土曜。午後オフだから」

 「…えっ」

 突然発せられた言葉に戸惑って、私は間抜けな声を出した。舌打ちを一つ挟んで、荒北君がこころなしか早足になる。後ろから見た耳が赤く染まっているのは、日当たりがよいせいだろうか。

 「2時に校門にいっから。来たくなきゃ来んな」

 「えっ、行く、絶対行くから!」

 空色に跨って去って行ってしまった彼に、取り残された私は阿呆みたいにぽかんとしてその背を見送った。まさか、荒北君の方から誘ってもらえるなんて。彼の真意は分からないとはいえ、この空気の中で理由を悲観するほど私は悲観的な性格ではない。
 今朝の不穏なニュースのことなんて、とうに頭の中から吹き飛んでいた。いつもの何倍となく浮かれて、下駄箱に向かう足取りは羽が生えたみたいに軽かった。空もいつもの眩しさを取り戻して見えた。そうだ、家に帰ったら何を着ていくか決めよう、なんてすっかり舞い上がりきって、私は足早に教室に向かっていった。

 まさかあんなことになるなんて、夢にも思わずに。


 "君は空みたいな人で、大きくて、遠くて、いつでも側にいてくれて。私はそんな空に羽ばたくことを夢見る飛べない鳥のようなものでしょうか。それでもいいと思いました。君へこうして言葉を紡ぐことが私の飛行への試みで、このまま飛べずに落ちてしまったとしても、そこに悔いはないのです。"


***

 ベッドの上に身を投げ出して、ぼんやりと天井を見つめていた。天井の染みの数らいつもと同じだと言うのに、私の心は平常心とは程遠い。約束の日はとうとう明日に迫っていた。
 壁沿いのハンガーには、お気に入りのワンピースがシワにならないようにかけられている。最初はピンクのワンピースが欲しいと思って手に取って、迷った挙句に空色を選んでしまったものだった。荒北靖友という存在は、もうこんなところまで私を侵食してしまっている。取り返しがつかないほどに彼のことが好きだというのに、私は今まで応援こそすれ好意をはっきりと伝えたことはなかった。
 ゆっくりと体を起こして、机に向き直る。手元には使い馴染んだレターセット。彼に気持ちを伝えるのは、いつでもここから始まっていた。ゆっくりと、丁寧に、あの時のようにペンを走らせる。
 
 「拝啓 荒北靖友様」

 改めて敬語で手紙を書くとなると、なんだか小恥ずかしい気分が胸をくすぐった。初心にかえるというのも、たまにはいいものだ。思いに反して筆はすらすらと、意思を持っているかのように紙面を滑っていった。

 書き上げた手紙を封筒に入れて、カバンの中に放り込んだ。何せ、記名で手紙を書くのは初めてだ。もう匿名とは名ばかりとはいえ、自分の名前をそこに残すことには異常な緊張を覚えた。布団の中に潜り込んで、念入りに目覚ましをセットする。やけにうるさい心臓の音をBGMに、私はゆっくり目を閉じた。



 "小さい頃から、私はピンクが大好きでした。女の子らしくて、可愛らしくて、柔らかくて。今でも大好きな色です。
 それなのに、そこに突然落ちてきた空色が、なにやら私の心を掴んで離しません。その空色は小さくなるどころか、大きく広がっていくばかりで、しまいには私までその色に飲み込まれてしまったのでした。"



***

 雨だ。暗い空からぽつぽつと、濁った雫が落ちてくる。月曜日の朝7時25分、いつもの交差点に荒北君の姿は無い。赤信号が、鈍色の中でそこだけやけにはっきりと自己主張をしている。あれ程待ち望んだ土曜日の午後、結局荒北君は現れなかった。

 「嫌われちゃった、のかな」

 傘に落ちる雫がやけに濁っていて、可愛らしい小花柄にべったりと輪状の染みを残していく。重い足取りで学校へと向かいながら、教室で会ったらどう接すればいいかという不安がぐるぐると頭の中で渦巻いていた。本当に言いたいことは、まだ何も言えていないのに。ポケットの中に無造作に突っ込まれた"ラブレター"が、くしゃりとひしゃげて音を立てた。

 教室に着いても、荒北君の姿は無かった。そのままホームルームが始まっても現れない姿に、不安の反面安堵している自分に少し複雑な気分になる。もしかして、風邪でも引いてしまったのだろうか。
 しかし、多少とはいえ愛想を尽かされた可能性が減ったというだけでも私の心は幾分か軽くなっていた。教室の端の空席を横目で見やりながら、ポケットの中の封筒に手を触れる。荒北君に次に会ったら。決意も固く空を見上げたら、空は相変わらず泥色の涙を流していた。

 「…ということです。荒北君の事は非常に残念ですが、これも致し方ない処置でした」

 右から左に聞き流していた担任の言葉が、突然そこだけはっきりと耳に飛び込んでくる。荒北君、その一言に反射的に声が漏れて、数人が沈痛な面持ちで私の方を振り返った。

 「荒北君が…なんて…?」

 「荒北君は、この地域から選ばれた別の生徒の代わりとして、自ら志願して学校を去りました。戦争に君たちみたいに若い子供が駆り出されることは不本意ですが、仕方が…」

 途中から、先生の言葉がぼんやりとぶれて、視界のピントが合わなくなっていった。

 荒北君が志願?何に?冗談じゃない。

 私の知っている荒北君と先生の話す"アラキタクン"は同じようで別物で、こんな浮遊感に満ちた不安感をそういえば感じたなあ、と数日前の朝を思い出す。
 赤、警戒色、血の色。終末戦争。国内でも被害が広まってきて、15歳以上の志願兵を募りだしたと言っていたのがあの日のニュースだった。
 冗談だと一蹴出来ればどれほどよかったか。一連の先生の言葉は、荒北君にもう二度と会えないかもしれないということを私に思い知らせるには、十分すぎるほどの効果を持っていた。


 "君のいない日の朝は、単調な鈍色でした。君が来ないと知った午後は、最高気温25度の真冬日でした。君にもう会えないかもしれないと知った時、一瞬世界が水に包まれたように音を失くしました。
 もう一度、その声を聞かせてください。水の中でくぐもっていても、きっと見つけ出すから、どうか、もう一度、私を馬鹿だと笑ってください。"



***

 どうやって帰ったのかも覚えていない。ただ、雨の降る帰り道の中、傘が強風に折れてしまってどうすることもできず、濁った雨に打たれながら帰路を急いだ記憶だけがおぼろげに残っていた。
 何が終末だ。何が週末だ。ダジャレみたいに、掛け合わさった二つの言葉が呪いのごとく私を追いかけてくるようだった。家に着く頃にはすっかり濡れ鼠で、驚いたお母さんがわたわたとタオルを持ってきてくれた。ふんわりとしたタオルの匂いに少しだけ胸が安らいだのも束の間、石鹸の匂いに鼻の奥がつんとした。荒北君の側のひなたは、いつもこんな匂いに満ちていた。

 「名前、これあなた宛てじゃない?」

 ずぶ濡れになった上着を放り投げて部屋へ向かおうとした私を、お母さんが呼び止めた。その手の中の色気のない白封筒に首を傾げながら受け取ると、表に綴られていた乱雑な字に私は息が止まるような心地を覚えた。お母さんに短く礼を告げて、そそくさと部屋へ駆け上がる。間違いない。絶対に間違いない。あの日、ノートの一ページに書き殴られていた字と同じだ。

 荒北君の字だ。

 後手に扉を閉めて、部屋の真ん中に正座するようにして封を開く。いかにも業務連絡の手紙を提出するためだけに買われたような封筒の中に、見る限り紙が一枚。あの時とは違って破ったノートの切れ端ではなく、それは折りたたまれたルーズリーフだった。

 『拝啓 名字名前様

 こういう手紙の形式とか全然わかんねえし、細かいことはどうでもいいからとりあえず言いたいことだけ書く。
 逃げろ。ここも危ない。逃げて、逃げ延びて、最後にもっかいそのアホ面オレに見せろ。
 困ったらとりあえず新開を頼れ。福チャンはお前と同じで、肝心なところで鼻が効かねえから。

 敬具 荒北靖友』


 まるでぐちゃぐちゃな文章を何度もなんども読み返しながら、嫌な汗が背中を伝っていくのを感じた。不意に白封筒に紙以上の重みを感じたような気がして、その中身を慌ててひっくり返す。軽快な音と共に落ちてきた銀色に、目を見開いてもう一度文章に目をやった。読み返しても読み返しても、こんなこと、どこにも書いていない。

 「こ、これ、ビアンキの鍵、だよね…?」

 一体これを私に渡してどうしようというのか。これじゃあ、まるで遺書ではないか。
 手紙を床に投げ出して、天井を仰いだ。天井の染みの数は、一週間前と変わらないはずなのに世界はすっかり変わってしまった。遠くの方から雷のような轟音が聞こえてくる気がして、ふと、荒北君がこんな雨の最中どこかでひとりで戦っている姿が脳裏にちらついた。戦う。その言葉だけでは、平和な国に生まれ育った私の頭ははっきりとした像を結んではくれない。相手は宇宙人か、怪物か、はたまた人間か。恐ろしいものを相手に、あの細い背中が立ち向かっていく。そして、呆気なくやられて、飲み込まれて、ぐちゃぐちゃになって。

 雨の日は嫌な想像がどうにも捗ってしまう。私は手紙をそっと封筒に戻すと、ふらふらとした足取りで机に向かった。いつものレターセットを前に、筆を執る。それなりに覚悟してしたためたラブレターは、今日の豪雨のせいですっかりダメになってしまっていた。書き写すのではなくて、もう一度ちゃんと今の気持ちを荒北君に伝えられるような、そんな手紙を。
 今度の手紙は、拝啓も敬具も無い、思いのままのラブレターだ。不思議と、こんな赤裸々な言葉であれば、どこにいるかもわからない荒北君にも届くような気がしていた。


 "君はずるい人だなと、常々思っていました。よかれと思えば勝手に決めてしまって、勝手にいなくなる。なのに人にはいなくなるのを許さないだなんて、とんだずるい人です。
 でも、ずるくても、勝手でも、君は約束を守る人だと信じています。だから私は、どこにもいかずにここでずっと待っています。戻ってきた君に開口一番文句を言うまで、必ず。"


***


 「名字さん、正気かい?」

 不安そうに眉を垂らした赤髪に頷いたのは、青空の色の自転車のハンドルに手をかけた時のことだった。前方に垂れ込めた赤黒い積乱雲に、新開君が垂れ目を一層垂れさせて、懇願するように私を見つめる。反対を押し切った上での行動であることも、危ないということも自覚しているし、再三私の為に、もとい荒北君の為にと反対してくれた新開君は、やっぱり荒北君にとって稀有な友人なのだと思った。もっともそんなこと、荒北君は口が裂けても言わないだろうけれど。

 「大丈夫。ありがとうね、荒北君の自転車の場所教えてくれて」

 サドルの調整を手伝ってもらえば、細いフレームのそれは案外私にも乗れない大きさではなかった。セーラー服にロードバイクというのもなかなかミスマッチなものだと自覚はあるけれど、サコッシュの中身を確かめる私の決意は固い。渡せなかったものを、渡しに行く。ただ、それだけのことだ。

 「気をつけてくれよ」

 「うん。新開君も気をつけてね」

 また会おうね、と言わないのはお互いに何かを察したからか。逆方向に走り出した二代の対照的な色合いのロードバイクは、二人の命運を暗示しているのかもしれない。遠ざかっていく新開君の背中に背負われたリュックの中には、このサコッシュの中身と似たようなものがぎっしり詰まっている。半ば押し付けるような形で、もし荒北君に会う機会があったら渡してなんて強引に頼んだのに、諦めたような笑みをひとつ浮かべただけで新開君は首を縦に振ってくれた。

 賢い選択だなんて全く思ってはいない。けれど、荒北君が戦っているなら、私も何かがしたかった。届く相手は、いっそ荒北君でなくてもいい。私みたいな別の誰かと、荒北君みたいな別の誰かが、こんな中途半端な離別をしなくて済む世界になるなら。或いはこの手紙を読んだ誰かが優しい気持ちを思い出してくれるなら、或いは襲ってきた怪物だか宇宙人だかが、手紙ひとつでこの茶番みたいな"シュウマツ"を止めてくれるなら。
 下らないかもしれない。自己満足かもしれない。でもそんな身勝手を、今回くらいは平素の荒北君を見習って私もしてみようと思ったのだ。

 どれだけ書いても、もう荒北君には伝わらない。そんな心地がどこかでしていても、いつからか私はそんな予感を無視するのが大の得意になっていた。


 "両手から溢れるほど、君に手紙を書きました。送り先もわからないのに、ただただ筆を走らせるうちに思ったのです。
 送り先が分からなければ、みんなに宛てて送ればよいのだと。そうしたら、いつかどこに行ってしまったかもわからない君にも、ちゃんとこの手紙が届く日が来るのだろうと。"


***


 一面の瓦礫に、彼は頭をさすりながら、身を起こした。ここがどこか、彼が誰かなど、もはや彼が覚えているわけもなかった。ぼけた視界にも、茶と赤だけが一面に広がっていることくらいは分かる。その中にたった一点、漂白したように真っ白な何かがあった。
 軋む四肢をやっとの思いで動かして、前へ前へと這っていく。ようやくたどり着いたその白に触れれば、それは乾いた、紙の感触であった。鉄と土の匂いの充満する中、その一点だけが、ほのかに懐かしい夏の香りを漂わせていた。

 「荒北靖友君へ…?」

 どこの誰へと宛てられたかもわからない手紙を拾い上げて、かすれた声で読みあげる。つらつらと、いかに"荒北靖友"がこの手紙の送り主に影響を与えたかが並べ立てられただけの文字の列を追いながら、彼は胸の中のざわめきの正体を掴もうと必死だった。手紙は長く、何ページにも渡っていたのに、不思議と苦もなく心の中に溶けていく。どこかに、この気持ちの正体を暴くヒントがあるはずだと思っていたのに、むごくもその視線は既に最後の一節にさしかかっていた。

 "だから、もし私が間に合わなくて、君にこれを渡せなかった時の為に、最後はこう締めくくりたいと思います。
荒北君。私はロードレースに打ち込む君を誰よりも尊敬していました。何も言わずに、何も説明せずにいなくなってしまった君が大嫌いでした。でも、不器用で優しくて、口調が乱雑な君が、世界で一番大好きでした。

 名字名前より"

 赤茶けた空の色。終わりの色。彼女が愛した色はもうそこにはない。

 透明な雫が頬を伝っていっても、彼はそれを言い表す言葉を知らなかった。


***

※本当にすみませんでしたァーーーーーーーー!!!!
※Sasakure U.K.様の楽曲『しゅうまつがやってくる!』が、ラブレターっぽいな…って思ってて、気づいたら出来てました。支離滅裂で本当すみません。うんこみたいな感じです。本当すみません。


牡丹の如く落つの小花衣さん、通称こはちゃんより素敵なラブレターの小説を頂きました!もうこれがラブレター本家でいいんじゃない??ダメ??だって素敵すぎるじゃん??これ後からこはちゃんに「選ばれた生徒は文乃で荒北はその身代わりとして自ら志願した」「冒頭の時点で自分はもう死ぬだろうなって覚悟してて、それなのに何でもない週末に少しの夢を見てしまって思わず文乃に"二時に校門"と言った」って裏話教えてもらって更に涙腺崩壊だよね…。責任とって結婚してください…。本当に本当にありがとうございました!!


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